中間処理
KOTOKU GROUPでは産業廃棄物の中間処理を株式会社 興徳クリーナーが担っています。著しい反応性のあるものや臭気の強いものなど受け入れが困難なものもありますが、多種多様なニーズにお応えすべく技術の開発及び研鑽に努めています。
処理施設 概要
株式会社 興徳クリーナー 尾生工場
施設設置場所
処理施設敷地面積 : 1590m2
受入保管施設 : 259m3
許可の内容
事業区分 : 中間処理(脱水・固化)
取り扱う産業廃棄物の種類 : 汚泥(石綿含有産業廃棄物を除く。)
許可条件 : なし
許可番号 : 大阪府 産業廃棄物処分業 第02720003317号
施設の場所等
脱水施設
産業廃棄物の種類 : 汚泥
施設場所 : 岸和田市尾生町1649番地1
設置年月日 : 平成18年9月22日
固化施設
産業廃棄物の種類 : 汚泥
施設場所 : 岸和田市尾生町1649番地1
設置年月日 : 平成12年12月18日
施設の処理能力
脱水施設 : 8m3/日
固化施設 : 80m3/日
株式会社 興徳クリーナー 岸之浦工場
施設設置場所
処理施設敷地面積 : 6815m2
受入保管施設 : 324m3
許可の内容
事業区分 : 中間処理(油水分離、中和、減圧濃縮)
取り扱う産業廃棄物の種類 :
廃油、廃酸、廃アルカリ(石綿含有産業廃棄物を除く。)
許可条件 : なし
許可番号 : 大阪府 産業廃棄物処分業 第02720003317号
場所設置年月日
油水分離施設
産業廃棄物の種類 : 廃油
施設場所 : 岸和田市岸之浦町10番11
設置年月日 : 平成21年4月20日
中和施設
産業廃棄物の種類 : 廃酸
施設場所 : 岸和田市岸之浦町10番11
設置年月日 : 平成21年4月20日
中和施設
産業廃棄物の種類 : 廃アルカリ
施設場所 : 岸和田市岸之浦町10番11
設置年月日 : 平成21年4月20日
減圧濃縮施設
産業廃棄物の種類 : 廃油、廃酸、廃アルカリ
施設場所 : 岸和田市岸之浦町10番11
設置年月日 : 平成24年3月15日
施設の処理能力
油水分離施設 : 9m3/日
中和施設(廃酸) : 40m3/日
中和施設(廃アルカリ) : 40m3/日
減圧濃縮施設(廃油、廃酸、廃アルカリ):36m3/日
許可の内容
事業区分 : 中間処理(中和・無害化、減圧濃縮)
取り扱う産業廃棄物の種類 :
廃酸(水素イオン濃度指数2.0以下のもの、カドミウム又はその化合物、鉛又はその化合物、砒素又はその化合物を含むことのみにより特定有害産業廃棄物となるものに限る。)、廃アルカリ(水素イオン濃度指数12.5以上のもの、カドミウム又はその化合物、鉛又はその化合物、砒素又はその化合物を含むことのみにより特定有害産業廃棄物となるものに限る。)
許可条件 : なし
許可番号 : 大阪府 特別管理産業廃棄物処分業 第02770003317号
場所設置年月日
中和・無害化施設
産業廃棄物の種類 : 廃酸(水素イオン濃度指数2.0以下のもの、カドミウム又はその化合物、鉛又
はその化合物、砒素又はその化合物を含むことのみにより特定有害産業廃棄物
となるものに限る。)
施設場所 : 岸和田市岸之浦町10番11
設置年月日 : 平成21年4月20日
中和・無害化施設
産業廃棄物の種類 : 廃アルカリ(水素イオン濃度指数12.5以上のもの、カドミウム又はその化合
物、鉛又はその化合物、砒素又はその化合物を含むことのみにより特定有害
産業廃棄物となるものに限る。)
施設場所 : 岸和田市岸之浦町10番11
設置年月日 : 平成21年4月20日
減圧濃縮施設
産業廃棄物の種類 : 廃酸、廃アルカリ
施設場所 : 岸和田市岸之浦町10番11
設置年月日 : 平成24年3月15日
施設の処理能力
中和・無害化施設(廃酸) : 45m3/日
中和・無害化施設(廃アルカリ) : 30m3/日
減圧濃縮施設(廃酸、廃アルカリ※):36m3/日
※特定有害物質であるものは除く
固化処理では、
搬入された汚泥にセメントなどの固化剤や添加剤を加え、連続式混合機「パドルミキサー」によって混合・撹拌処理を行います。
これらの処理により汚泥は均一化・安定化し、処分されやすい状態に変化します。その後、養生過程を経て処分されています。又、処理する汚泥の性状が常に一定でない為、処理技術者が知識・経験をもとに固化助剤の添加量及び、本機の回転数を調整し適正処理を行っています。一連の工程の中で、粉塵などの発生が懸念されますので、集塵機を設置し、二次公害の防止措置を採っております。
脱水処理では、
主に排水処理プラントの清掃・洗管作業や汚泥貯留槽の引抜き作業より発生した汚泥を処理しています。
液状・スラリー状の汚泥に塩化鉄を加えた後、消石灰を添加して撹拌・混合し水酸化物を生成させ、その後、フィルタープレスでスラッジ(脱水汚泥)と濾液(ろえき)に分離します。又、持ち込まれる汚泥の性状が水分・粒子など常に一定でない為、処理技術者が薬品添加量などを調整し、適正処理を行っています。
油水分離施設では、
主に廃液中の油分を取り除く処理をしています。
分離した廃油は、最終、セメントロータリーキルンの燃料としてリサイクルされます。
一次処理施設では、
主にフッ素含有酸性廃液を処理しています。
事前にサンプルを採取し、廃液中のフッ素(F)濃度を蒸留分析装置等により検査します。最適な処理方法の検討、薬剤の添加量、処理後物の物性を解析し、中和処理しています。処理後、抽出されたフッ化カルシウムは冶金用融剤等としてリサイクルされます。今後はより高濃度のフッ化カルシウムが回収できるよう研究し、Fの循環を目指せるよう技術開発に取り組んで参ります。
バッチ処理では、
主に銅(Cu)・ニッケル(Ni)等の金属含有廃酸・廃アルカリを処理しています。
事前にサンプルを採取し、廃液中の金属含有濃度をICP発光分光分析装置や紫外・可視分光光度計を用いて検査し、最適処理方法の検討、薬剤の添加量、処理後物の物性を解析し、中和処理しています。取り出されたCuスラッジ、Niスラッジは最終的に原料としてリサイクルされます。
連続処理施設では、
主にpHが低く、有機物を多く含む廃酸・廃アルカリを処理しています。
事前にサンプルを採取し、サンプル中のBODはインキュベータを用いて検査します。処理ラインの流量検証、薬剤の添加量、処理後物の物性を解析し中和処理しています。最終的に、排水は生物処理槽を経て下水道に放流。余剰汚泥は堆肥としてリサイクルされます。
減圧濃縮施設では、
従来の化学処理では処理困難な廃棄物の処理を行います。
廃棄物にはCOD・BOD・T-N・T-P等が多量に含まれる傾向があり、従来の化学処理では濾液に残留する為処理が困難でした。減圧濃縮とは、減圧・加熱条件で水分を気化しやすい環境で濃縮する処理方法です。また得られた蒸留水は、工場内で再利用水としてリサイクルされています。
処分業許可証
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