自動滴定装置
自動滴定装置は、化学分析や実験における滴定作業を自動化し、正確で迅速な結果を得ることができる装置です。中和や酸化還元の反応工程解析に用いられる滴定分析は、通常ビュレットなどのガラス器具を用いた手分析工程を必要としますが、この装置を使用することによって、試薬供給、滴定監視、データ記録などを自動化することができ、研究や品質管理の業務効率向上が図れます。
当社では、自動滴定装置を使用することで研究開発業務で必要となる滴定分析の能率を高めています。自動滴定装置を導入することで滴定分析の作業効率や分析精度を向上させることができ、中和処理における薬品使用量の解析や検体含有成分の検討に活用しています。
また当社保有機器はpHコントロール機能を有しているため、連続処理工程等のプロセス開発業務においても活躍しています。
保有機器:株式会社HIRANUMA製 COM-1700等