蛍光X線分析装置

蛍光X線分析装置は、物質の元素組成を調べる装置です。試料にX線を当てることで発生する蛍光を測定します。これにより、試料中の元素と濃度を知ることができます。工業製品の品質管理や環境分析など、さまざまな分野で利用されています。

当社では蛍光X線分析装置を汚泥の成分分析に使用しています。搬入される汚泥の分析による有害元素の管理のみならず、最終処分場等に出荷する中間処理後汚泥の分析や再資源化物の品質管理・技術開発においても使用しています。このような管理を行うことによって、出荷先の受入基準に適合した元素組成での出荷に努めています。
保有機器(尾生工場):アワーズテック株式会社製 OURSTEX160型
保有機器(岸之浦工場):株式会社リガク製 NEX-CG